この記事ではWebデザイナーを目指して、デジハリStudio by LIG(Webデザイナー専攻)に通った感想をガッツリまとめてみたいと思います。
入学前、私は割とガチな感じで
- 口コミ
- 評判
- 感想
とか検索して、ネットで情報を漁りまくりました。
それこそ「ヤバい」とか「就職できない」とか「通うの止めたほうがいい」みたいなネガキャン記事まで、読みまくったんですよね。
ちなみにスペックは30代未経験。
しかもひきこもりニート状態だったので、割と詰んでいました。
そのうえで、入学を決めて実際に大阪でデジハリに半年間通いました。
結論としては、色々とありましたが最終的な流れとしては無事に制作会社のWebデザイナー兼コーダー職で採用してもらえました。
それとは別にデジハリが縁で仕事にも繋がりましたし、当たり前のことですが外に出て新しい人に会うのって本当に大事だなと感じました。
なので「まあ良かったよ」という話なんですが、これが万人共通かというと、そういう話でもないですよね。
多分この記事に偶然たどり着いた方は、血眼になってデジハリのレビュー探していると思うので、もっと詳しく内情知りたいとも思います。
なので、以下割と赤裸々にデジハリのWebデザイナー専攻の感想をまとめておきます。
過去の自分に送るような気持ちで、情報共有できたら幸いです。
デジハリ(Webデザイナー専攻)のメリット
まずは、デジハリ(Webデザイナー専攻)の「これ良かった~」という点を、振り返ってみます。
具体的には
- 知り合いできた
- 校舎キレイで快適
- 講師にマジ感謝
- 締め切りって大事
- 卒業制作
の5つは大きかったかなと思います。
情報共有できる知り合いができた
これはデジハリ以外のスクールでも可能だと思いますが
- 同じ目標をもつ知り合いができる
というのはメリット大きかったです。
デジハリはクラス制なので、つながりを作りやすい仕組みになっています。
校舎に通うので社交的な人であれば、顔見知りもできるかと思います。
で、やっぱりこういう繋がりができると
- 就職活動
を実際にしたときに情報交換できるという点が、結構大切になってくるかなと思います。
というのもデジハリに高い学費を払ってきている人って、割とガチ勢が多くて、仕事につなげたいと思っている人がほとんどなんですよ。
だから同じ目標を共有できるし、就職活動で挫けそうになっても「みんな頑張ってるんだな」と自分を鼓舞できました。
この点は、独学だったら私は仕事探す前にくじけて諦めてたと思います。
同じ時期に、未経験からスタートした仲間がいるというのはやはり大きなポイントでした。
仕事の情報を交換できる仲間ができるのは有り難いし、今後もこういう縁があると助かりますよね。
校舎キレイで快適(モチベーションが上がる!)
次に良かった点が、通学制のスクールにしたことでデジハリの施設利用ができた点です。
これは他の記事でかなり詳しく感想を書いているんですが、やっぱりテンションが上がるし「よし!頑張ろう」って思えるんですよね、人間って単純だから(笑)
この校舎利用が個人的にはすごく良かったですね。
しかも卒業後も3ヶ月間はフリースペース使い放題で、PCもってきて色々作業もできて本当に良かった。
なので自分の家の近くや、職場の近くに校舎がある人はデジハリは好条件かなと感じました。
公式HPに校舎一覧があるので、チェックするのがおすすめです。
ただ施設によって規模や設備が違うので、無料説明会で施設の雰囲気とか確認するのも大切なポイントかなと思います。ちなみに大阪は、なんばと梅田どっちも使えました。
講師にマジ感謝(というか、それがすべてレベル)
次にデジハリ選んでよかったと感じた点は、講師の質です。
というか本当にぶっちゃけなんですが、私はデジハリの教材(Any)はイマイチだなと思っていて、むしろ不満のほうが大きかったです。
で、最初は自宅でこの動画教材をやっているだけだったので「うわ~デジハリ選んだの失敗したかもな」って思いました。
で、その後課題チェックのために校舎に行って「うわめっちゃ環境ええやん」と気づいて。
で、講師に初めて指導を受けたときも
え、こんなにアドバイスくれるの!?
と良い意味で驚きがありました(たまたま良い先生だったのかもしれませんが…)
以下の記事で赤裸々に書いていますが、私の場合は自己肯定感が完全に地に落ちているような状態だったので、正直すごい救われましたね。
心の底から対面スクールにしてよかった、と思ってる勢です。
講師も色々といるので絶対相性はあるんですが、気に入った先生が一人でも見つかれば、その先生がいる日に校舎に行けばOK(シフトなども事前に見ることができる)なんです。
講師の数は多いので「気に入る先生が一人もいない!」可能性は低いと思います。
で、とにかく疑問点は(もちろん自分で調べたうえで)プロから貴重なアドバイスをいただけると思って、自分から質問する。
そうすると動画教材では教えられていない知識も吸収できます。
この点、ライブ授業(動画教材ではなく講師の授業をリアルタイムのオンラインで聞くことができるやつ)も内容が濃かったですし、やっぱり講師の質は良いと思うんですよね。
なので、学費高かったしデジハリの仕組みにはぶっちゃけ思うところもあるけれど、これがお世話になった講師の方々に還元されているのであれば、納得できました。
締切って大事(課題が明確でやる気が出る)
次に助けられたのが、課題の内容と締切です。
デジハリの良い点は課題の進捗が「何日までにここが目安」みたいに結構細かく決められている点です。
なので
- タスクが明確
- 進捗管理しやすい
- プレッシャーもある
サボるのを避ける環境が整っていますし、集中して課題に取り組むことで「1週間分の動画を1日で終わらせたな」みたいに自分の頑張りを褒めることもできます。
マンツーマンでアドバイスもらえる先生がいることで「ペースが遅い・早い」といった第三者からの意見ももらえて、外的なプレッシャーが良い意味で勉強を促してくれます。
また基本クラス制で、プレゼンやプロフィールサイト(自己紹介サイト)の発表会などもあり「それまでに終わらせないと」という焦りもありました。
これがオンラインスクールとかだと、サボりぐせある人はどんどん先延ばししてしまうと思うので、私にはこの仕組みがすごく合っていました。
卒業制作(ポートフォリオが作りやすい)
最後に就職活動をしていて「良かったな」と改めて思ったのが、卒業制作ですね。
仕事探す前は全然理解できていなかったんですが
- ポートフォリオがめちゃ大事
なんですよ。
多分、Webデザイナー職って「料理人」に例えるとすごくわかりやすくって。
「料理人になりたいです、修行させてください」ってお店のドア叩いたら「じゃぁ、お前の料理食わせてみろ?」ってなるじゃないですか?
その料理がいわばポートフォリオって感じ。
なので「すごくやる気です!!!」とか言って、そもそもポートフォリオすらなかったら話にならないんですよ。
10代とかめちゃくちゃ若かったら、その勢いが評価に変わるかもしれませんが。
でも30代でそれはありえない。
逆にポートフォリオに可能性さえ感じてもらえれば、道が拓ける。
まさにそれがすべてだなと思いました(基本、学歴不問のところが多い)
つまり何が言いたいかというと、実際の店舗のサイトを卒業制作で作成することによって、最低限のポートフォリオを手に入れることができる(仕事探しがとりあえずできる段階にはいける)んですよね。
これが独学でここまでやるって、結構難しい…
もっと安いオンラインスクールで同じことをしてもいいと思うんですが、私は対面だったからこそ挫折しなかった部分があると思うので、その点はデジハリ選んでよかったかなと思っています。
あと「実際にあるお店のサイトを作った」っていう部分は結構、大きなポイントだと思いました。
あんまりそういうスクールないので(架空サイトばっかり…)これはデジハリSTUDIO by LIGの強みではありますね。
デジハリ(Webデザイナー専攻)のビミョーだった点
今度は逆に、デジハリのビミョーだった点です。
これは以下の記事でガッツリと詳細をまとめているので、気になる方は是非参考にしてください。
まあ色々と書きましたが、その中でも一つだけ強調するならやっぱり
動画教材
ですね…
なんかもう効果音もダサいし、N○Kの講座みたいな感じで、内容もやっぱり今思い出しても「うーん…」と首をひねってしまう、内容もなんか古い気がするし、講師の方々にアドバイスや新しい情報をもらえたから良かったけれど、それがなかったら…と思う点も多々あって。
決して悪いわけじゃないんです、基礎はしっかり身につく感じはするし…。
でもやっぱり学費が学費なので、もうちょっとできることあるんじゃないのって思ってしまいました。
しかも卒業したら動画見れなくなってしまうし、それこそUdemyとか2000円で良コンテンツ買い切り(返品可能で)山程ある時代ですからね。
なのでデジハリ選ぶのは、動画教材ではなくて施設とか対面指導とかにお金払ってると思ったほうがいいです。
デジハリオンラインとかなら、個人的には選ばない。
なぜなら、施設も使えず対面指導もなく仲間もできにくそうだし、卒業制作も架空サイト制作で終わりなのに、学費もそんなに通学タイプ(STUDIO by LIG)と変わらないから。
かなり辛辣ですが、ものすごく正直な感想です。
ちなみに就職ってできるの?
就職に関しては、知り合いになって情報交換をしていた同期は全員(私を含めて4人)就職できました。
ただこれはもう「デジハリ云々」ではない気がします(汗)
なんというか結局は自分次第の部分が大きいので、デジハリの感想とは別に他の記事でガッツリまとめたいと思います。
スクール通っても就職までたどり着かない人もいるし、逆に独学でも突破する人はいるだろうし。
あと明らかに20代(できるだけ若い人)の方が有利です。
ただデジハリの学費高いので、腹はくくれます。
あと卒業制作のおかげでポートフォリオが明らかに作りやすいはずです。
デジハリ通っていなかったら、私もここまで頑張れなかっただろうな…とは思います。
まとめ|スクール選びは「何を優先したいか?」が超大事
まとめると、私自身としてはデジハリ選んで特に後悔ないです。
それはとにかくスクール選びの基準が
- 対面指導
であったこと、その意味では私の希望に沿っていたし、特に不満はなかったからです。
動画教材に関してもボロクソ書いていますが、最初からこの点はあまり期待してなかったんですよね、なのでそれなりかなという印象でした。
ただ後からデイトラというスクールの存在を知って「こっちのほうが良かったかな」と思ったのも正直に書いておきます。
デイトラは手に入る知識量が圧倒的にデジハリより多く、学費がデザイン+Web制作合わせて20万で済むから懐にも優しいし、WordPressも学べるので…。
ただあのときのメンタルだと、オンラインでやりきれなかったと思うんです。
0から1のステップが一番辛いというか、なかなか踏み出せないので、その部分を締切がきちっとしていて対面で指導してもらえるデジハリで乗り越えられたのは大きなメリットだったかなと思っています。
あとキラキラの校舎に通っていることで「頑張ってるな、自分」と無職なりにテンション上げられたのも大きかったです。
やっぱりメンタルコントロールが一番大事だと思うので…。
その人の状況にとって「何を優先したいか?」は異なると思うので、その点をよく考えながらスクール選びをするのがおすすめです。
あくまで私のように、通学制のWebデザイナーを目指すスクールを探している人には、卒業生の立場からもおすすめできるかなというのが結論でした。
デジハリ気になるなら無料説明会に行くのが○
もしデジハリ気になって、この記事にたどり着いたのであれば
- 無料説明会
に足を運ぶのが一番良いとおもいます。
私もうだうだネットで口コミ漁っていましたが、説明会で質問すれば最新情報全部もらえますし、悩みすぎて時間無駄にしたな…と感じました。
説明会に関しても記事に書いていますが(あくまで大阪の話ですが)職員さんの印象はとても良くて、押し売り感もないので気楽に行って大丈夫だと思います。
説明会に行けば、校舎見学もできるのでイメージも湧くと思います。
むしろ無料でこんな時間とってもらえて得?というか、Webデザイナーを目指すにあたって気になる点なども質問できますし、とりあえず行動してみるのがおすすめです。